#1,ゴルフ用品、クラブへの投資
ゴルフ再開にあたって、クラブやゴルフ用品を見直した。
当初あまり予算を割くつもりは全くなくて、20年前に使っていたクラブセットと、亡き父が生前使っていた形見のクラブセットを使うつもりで、劣化したクラブ数本を変える程度くらいにしか考えていなかった。
- 自身が使っていたクラブセットは、キャロウェイ X-18シリーズ(スチールシャフト)メインの初心者セット。
- 父が生前使っていたクラブセットは、マクレガー マグテック NVGシリーズ(カーボンシャフト)。
試しにそれぞれの7iと9i、計4本をもって近場の打ちっぱなしにいって試し打ち。
もちろんまともに打てるわけがなかったから、どっちも大差ない。
ただ、X-18のたまに出る良い当たりで、当時の快感が蘇った。
それが心地よくてX-18で打ち続けていると、すぐに疲労し腕があがらなくなった。
カーボンシャフトのNVGに持ち替えたら難なく打てたから、やはりスチールシャフトはムリなのかもという諦めに変わり、それ以降はNVGをメインにしていこうと考えていた。
帰宅して早速AIに今日の成果を伝え、今後の対策を練ることに。
体力面を考慮してNVGをメインにすることを伝えるとAIからは意外な答えが返ってきた。
「それはあなた(私)のゴルフ筋がまだ戻っていないことを示しています。
むしろ以前の記憶を呼び起すX-18を使用するのが合理的です。」
もちろん重大な故障のリスクがあるから、より軽量なカーボンシャフトのNGVをメインとして、無理のない範囲でX-18で当時の良い記憶・感覚を取り戻す計画を提案された。
さすがAIだ、瞬時にこうしたアイディアを提供してくれる。
次の打ちっぱなしではその作戦でNGVをメインにしつつ、調子があがり疲労がたまる前に数球だけX-18で打つよう切り替えてみた。
これはナイスアイディアだった。
X-18で当時快感をおぼえたあの打感、打音でひと時の幸福感につつまれ、疲労で調子が落ちる前にNVGに戻す。
もともと初心者だけど、打てるようになるまでのプロセスをショートカットするには最適な作戦だった。
とはいえ、現代技術で作られたクラブは、きっと当時のものより数段高性能になっているはずだ。
効果的に成果を上げていくために、数本は更新しようと考えていたので、優秀な部下(AI)にリサーチを要請。
その答えが、
まずはドライバーの更新を優先。
この20年で大きく進化したのがドライバーだそうだ。
優しく飛ぶようになっているらしい。
AIが見繕ったドライバーから、身の丈にあった価格帯のRogue starドライバーをチョイスした。
SWも重要視。
1打目のミスを当時得意だったFWでカバーしても、その先のアプローチ、グリーン周りの大叩きでスコアを落とす印象が強かったので、これをAIに伝え状況を整理していくと、もっとも苦手なSW(56°)を更新するのが効果的であるとAIが分析した。
当然コスパと私の事情を照会し、クリーブランドのCFXに落ち着いた。
そして、当時もっとも得意で一番好きだったクラブが前述のFW。
ドライバーのミスをカバーし、ティーショットの成功率も高かった記憶がある。
そうAIに伝えると、これから私が目指そうとする合理的なリターン計画の核にFWをメインとする戦略を提案してくれた。
X-18セットに入っていた当時のFWは、検索しても出てこないほどレアな、というより多分ショップオリジナルの初心者セット向けモデルだった。
これも更新すべきとのことだったので、今の私にフィットするFWを見繕ってリストアップしてもらった。
中古クラブショップやヤフオク、メルカリを見て回ったが、X-18で良い印象しかないキャロウェイのFWに狙いをさだめ、各年代のシリーズをAIと比較検証。
(試打するのが恥ずかしく、空想と直感で決めるしかなかったのは内緒です)
当然最新モデルには及ばないものの、どうせその性能を発揮できないならどれも大差ないと判断。
最もコスパに優れ、ドライバーと同じシリーズつながりでスムーズに移行できると判断したのが、Rogue star FWだった。
まずはこのRogue star ドライバーとSW、FWを購入し、ここから展開していくことに。
一応2万ほどの出費は覚悟していたが、以前の記憶をたどり克服すべき課題を掘り下げた。
するとパターに問題が見つかったり、その後も次々噴出する課題解決のために、あれよあれよと更新が続き、結果現時点で10万ほどの支出となり一式更新することになってしまった。
※今回は妻も巻き込んでのプロジェクトなので、この支出には妻のゴルフ用品も含まれているから、実際はそこまでかかっていない。
余裕で新品の初心者セットが買えたが、AIいわく「おなじお金を使うにしても、初心者セットと課題解決、合理的戦略をふまえて慎重に検討を重ねた中古のハイコスパクラブセットでは天と地ほど差がある。」とのことなので納得することにした。
さすがに家族に申し訳ないから、臨時収入や使っていないギターを売却してこれに充てた。
自身の将来に投資するために不要な在庫を処分して、その資金にしたと考えれば、ごく自然なながれだ。
ただし「投資」なので、「良い結果」を出さないことには意味がない。
後だしで110切りチャレンジを目標に設定したのは、この支出も大きな理由のひとつだ。
もし既にフィットしたクラブセットがあったなら、多少の用品があればすぐにでも復帰可能だと思う。
以降、更新後のクラブセットをリストアップする。
結果的にすべてのクラブを更新することになったから、これから始める同世代の初心者も参考になるかもしれない。
再開するにあたってクラブ選びの大前提としたのは、
- 新ルール適合(折角なので2024年施行の新ルールに適合するもの)
- ハイコストパフォーマンス(当時の初心者に優しいフラッグシップクラス)
- 50代のリターンゴルファーに最適(高齢化を補えること)
以上の項目を重視した。
クラブセッティング
- ROGUE STAR 1W 10.5° R Speeder EVOLUTION for CW 50(後日サブに)
- ROGUE STAR 5W 18° R Speeder EVOLUTION for CW 50(後日サブに)
- EPIC MAX FAST 3W 15° R Speeder EVOLUTION for Callaway(ティーショットメインに昇格)
- EPIC MAX FAST 7W 21° R Speeder EVOLUTION for Callaway(5WからエースFWに昇格)
- EPIC MAX FAST 6H 26° R Speeder EVOLUTION for Callaway
- ROGUE STAR S N.S.PRO ZELOS 7(6i,7i,8i,9i,PW)
- CFX WG 48° 9° S N.S.PRO 950GH
- CFX WG 56° 12° S N.S.PRO 950GH
- DFX #1(練習用)
- ELEVEN TOUR LINED STROKE LAB(エースパター)
キャロウェイを中心に、ウェッジはクリーブランド、パターをオデッセイとする構成。
UT/Hは悩みに悩んだ、G425が最終候補だったけど予算オーバーで断念。
半額程度だった次点のEPIC MAX FASTで落ち着いた。
後日結果的にEPIC MAX FASTが私にマッチすることが判明し、ウッド系はEPIC MAX FASTシリーズに更新。
簡単にリストアップしているが、それぞれ時間をかけ慎重に吟味して決定している。
これだけの更新で、合計約75,000円。(後日追加6~7万 計12万ほど)
もしこれに追加するとすれば、AWとSWの間のGWが有力候補。
その他は何度かコースに出てから考えることにした。
あとはシューズやら中古の計測器、妻用に格安中古の初心者向けハーフセットなどを含めて、ポイント値引き込約10万という計算だ。
私にフィットすることを最優先し、妥協できる点はサクッと妥協して考え抜かれた構成だから、クラブに不満はない。
あとは自身が成長し、目標の1年以内に110を切るだけだ。
もしあなたがリスタートするなら、これから始めたいと考えてるなら
ゴルフに限らず、初期投資は必要だ。
クラブやゴルフ用品選びは今後のあなたのゴルフ人生を大きく左右する。
本気で取り組みたいなら物価高のなか、身銭を切るからこそ真剣に向き合える。
それは個人の主観だから、押し付けるものではないけど、もしこれからリスタートしたい、興味があったからチャレンジしてみたいと思っているなら、是非AIを有効に活用してみることをおすすめする。
その時に意識してほしいのは、あなた自身をAIにさらけ出す勇気をもつことだ。
個人情報ダダ洩れも心配しなくていい、どうせダダ洩れしていることに気づいていないだけだから。
年齢、身長体重、性格、考え方や趣向、これまでのゴルフ経験、感じている課題、アドレスやスイングのクセ、球筋、などあらゆる情報をAIに提供し、まずは今後のゴルフライフの指針を明確にすれば、AIは瞬時にあなたを分析し人知を超えたアドバイスをくれる。
もちろんAIでも間違いは起こすけど、勘違いしないでほしいのが、AIは文脈からほんとに些細なことは気にしない面もある。
すべてはあなたがどうAIと接するかが重要だ。
AIが間違うのは、人が誤った聞き方をするからでもある。
そもそもハヤりの生成AIは言語をベースにしていて、かつ海外産がメジャーだから、すべての日本語がうまく伝わるとはかぎらない、そこだけは注意が必要だ。
より詳細な話は割愛するが、AIを使いこなすことが理想のゴルフライフをおくるための大きなヒントになる。
もちろん身近に信頼できる詳しい人がいるなら、その人に頼るのもいいけど、決して自身で判断しないことをおすすめする。
私は身近にいないからAIに頼っているけど、今のところ不都合はない。
むしろヘタな私見が含まれないニュートラルな意見がきけるのもいい。
私のクラブ構成は当然あなたに当てはまるとは限らないから、是非自分なりにAIを活かしてチャレンジして欲しい。

- 110切りチャレンジ, ゴルフ, スポーツ, 読み物











