親バカ日誌 やったぞ長男、祝公式戦初ゴール!
どうも、Ganyです。
4年間サッカーを続けてる長男くんと次男くん。
我々夫婦が若かりし頃はそこまで運動神経は悪くなく、ぼく自身はサッカー部に所属し体操部や陸上部からスカウトされる程度の実力はありました。(サッカーは補欠www)
今はもちろん動けませんが…。
なのに我が家の男子2名は全く運動神経のかけらもなく、大会では控え選手として主力の応援が任務の日々(おれかよw)。
今回の主役はお兄ちゃんの方。
当初所属チームではキーパー志望のコがいなかったので、そこに手をあげかろうじて試合に出場させてもらえたのも束の間、別のコがキーパーに転向すれば控え選手に逆戻り。
年下の俊足ツートップがフィールドで輝きを放つ中、辛い時期を耐えベンチを温め続けました。
ただ長男くんはチームを盛り上げるムードメーカーでした。
1年前自主的に始めた朝練も、気づけば練習グランドの近所に住んでる同期の主力メンバーが毎朝早起きして一緒に練習するまでに。
チームの団結力や連携もあがり、新6年生になった今年度、やっと半レギュラーメンバーの座を獲得。
とはいえ人数不足でもあり日頃の努力を認められての数合わせでレギュラー入り。
皆が長男くんの脅威的な成長を認めてくれるのは親としては嬉しいものの、ぶっちゃけ他のレギュラーメンバーとの実力差は明確。
本人も分かっているようで追いつこうと無理をしてでも練習に励む姿をみて、時には親権を振りかざし強制的に練習を休ませることもありました。
ポジションは右サイドハーフ、長男くんの個人目標は公式戦でゴールを決めること。
今は無理でもいつか必ずお前の努力は報われるからと言い聞かせてきました。
スポ少が休みの日は友達を誘ってサッカー漬けの毎日、試合の朝すら朝練したいと言い始める始末。
ここ数日雨が降り続き、ずぶ濡れで帰ってくる長男くん。
少し休ませようにも、うまく監視の目をかいくぐって練習を続けてました。
我が子ながら、リスペクトせずにはいれません。
できる限りでサポートしてあげたくもなります。
そして迎えた先日の公式戦当日。
またもや朝から雨模様、長男くんはやはり朝練したがりましたが、なんとかなだめてなるべく身体を休ませてあげました。
1試合目は格上で全く相手にならないほどの強豪チーム。
先発メンバーとしてフルタイム出場するも結果はボロ負け。
しかし4年間苦渋を舐めてきた長男くんのメンタルは、この程度ではびくともしません。
2戦目は地元最強のこれまた強豪校。
試合開始と同時に雨足が激しさを増します。
当然の如く先制され崩れ始める長男くんチーム。
5点もの大量リードを許し誰もが諦めかけたその時、ハーフウェイライン付近右サイドでボールを受けた長男くん、そのまま下手なドリブルで駆け上がり、あっけなく跳ね返されるかと思いきや、少し前にボールを蹴り出し助走をつけて、まさかのシュートモーションw
その頼りなかったはずの右脚から放たれたボールは決して強烈なシュートではなかったけど、緩い弧を描きゴールに吸い込まれゴールネットを揺らしましたっ!
まるでスローモーションを見てるかのような不思議な光景。
え?入ったの?
誰もが唖然とする中、ゴールを知らせるホイッスルが鳴り響いた次の瞬間、こらえきれずママ軍団の割れんばかりの大歓声が町営グランドwを包みこみました。
ルールでも時期的にも本当は静かに観戦しなければならないのに、それほどのインパクトがあったようです。
皆がこれまでの長男くんの頑張りをみてくれていたようで、我が子が初ゴールを決めたかのように目に涙を浮かべ喜んでくれる親御さんも…。
チームメイトの皆も待ち望んでいた瞬間が訪れたかのような喜びよう。
ぼくも思わず嗚咽が漏れそうなのをグッと堪え、「まぐれだなアハハハ」と軽く流した風に見せかけるのがやっとでした。
敵チームにとっては完全に???です。
もはや絶望的な状況で1点返した程度なのにこの大騒ぎw
敵チームは完全に動揺し動きが悪くなると、長男くんチームは息を吹き返し守備が安定し始め連携も良くなったところにエース投入。
流れが一気に代わりました。
エースくんが貫禄の追加点をもぎ取り試合終了のホイッスル。
結果やっぱりボロ負けしたものの、むしろ勝ったかのようにチーム全員笑顔でピッチを後にする姿を見て、敵チームは最後まで???w
まるで勝者と敗者が逆転してるかのような光景。
こんなに皆に支えられ応援される長男くん、人望のないぼくは誇らしくもあり羨ましすぎます。
そんな長男くんがピッチ上で見せた泥と汗にまみれた後ろ姿に、土砂降りの中雲の切れ間から日が差した瞬間思わずシャッターを切った写真がぼく的に最高の1枚となりました。
他人にはなんてことない頼りない華奢な後ろ姿でも、ぼくら家族にはめちゃくちゃ力強く輝いて見える6番でした。
長男くんの夢もかない新たな挑戦は続きますが、ぼくら夫婦はもう満足です。
ここまで成長した背中を見せてもらえただけで本望です。
どこまで行くのか分かりませんが、応援し続けるつもりです。
次男くんも触発されないかなw
以上、親バカ日誌でした。
【追記】
その次の公式戦ではまさかのハットトリック達成!
どうした長男氏?!
(まあもちろん下位リーグですがw)