SHADOW号パパチャリ化 Panaracer グラベルキング装着
取引先も軒並み夏休みに入り、やっと仕事も少し落ち着いたGany_kです。
上のコの夏休みの課題作り(自転車で近所をめぐり地図にする)に付き合うたびに、オンロードバイクでの田舎道や悪路での走行性能に限界を感じていました。
MTB(シクロクロス車は高いので…)欲しいけど、ここでヘタに安物に手を出せば、必ず「直後にまともなヤツが欲しくなる法則」に逆らえそうもなく。
そこで、カーボン化(もはや別の自転車)を目指し、分解されていたSHADOWさんの頑丈なアルミフレームを活かして、悪路も走れるようにできないものか…と考えてみた。
今となっては、ロードを見る目も変わってきていて、SHADOWの落差大なスローピングがちょっと好みじゃなくなってたけど、サドルを下げれば足つきもかなり良くなり、子ども乗せ車としても使えるってわけです。
つまりSHADOW号、
プチ荒地でも平気なパパチャリ化
計画発動です。
今のところ本格的に荒れ地を走る訳でもなく、ちょっとした未舗装路を、そこまで気を使わず走れればオッケー。
あーでもないこーでもないと考えた結果、
クロスバイク最強?
と、やや核心に迫る答えに導かれる。
が、クロスバイクからはじまり、ロードバイクに流れ着いた私の経歴的に、クロスバイクへの回帰はかなりスッキリしないので、あくまでもシクロクロスを目指すことに。
※とりまゆるポタならクロスバイク最強説に賛成です…
SHADOW号はエントリーモデルながらロードバイクなので、足回りもロードが前提のため、キャリパーブレーキ設計のフレーム。
シクロクロス化とは言えディスク化とか、お金かかる系はスルー、どちらかというとグラベルロードに近い仕上がりになる予定。
奇しくもメリダの2018モデルにラインナップされた、サイレックスのコンセプトとかぶっていた…
MERIDA SILEX
cyclist.sanspo.com
今回のカスタマイズ メニューは、
- ポジション変更
- タイヤ交換
こんなものでしょうか。
ポジションに関しては、ミニベロに採用しているブルホーンが(肩下がりを除いて)すこぶる気に入っていて、肩がさがっていないフラットなブルホーンハンドルにすることで、アップライドなポジンションになり、私と末っ子の快適なポタリングが実現します。
つまりフラバなクロスバイク最強…
元々ついていた旧式の存在感ありまくりな頭でっかち触覚STIをそのまま使い、かなりブサイクになるのは覚悟してましたが、
レーシーなスタイルを求めてるわけでもないしフロントバッグやら、色々積み込むことを想定すると、あまり気にならない程度におさまりまったのは嬉しい誤算。
タイヤは悩みに悩んで、私にはちょっと高級なパナレーサーのグラベルキング(チューブはシュワルベ)に決定。
未舗装路の走破性、耐パンク性能とコストのバランスを重視しつつ、空気圧に余裕を持ちたいのと、他のバイクと明確に差別化したかったので、思い切って太めの28Cをチョイス。
事前に採寸したり色々と情報収集に励んだところ、SHADOW号に28Cは問題なくハマると予測してたものの、
やはりドキドキで早速履かせてみると、
ほっそ!
26Cと間違えたかと思うほど細い。
これまで履いていた25Cのコンチネンタル ウルトラ スポーツ 2が太目なのか、比較しても目分量だと違いが感じられない、
むしろ、より細く感じるのは気のせいでしょうか?
(面倒なので測っていませんw)
おかげで問題なくおさまりました。
あと、分解する際にクランクのネジを舐めたので、
これを期に適正と思われる165mmの短いクランクに交換。
コストを抑えるため、Tourneyグレードのクランクをチョイス、ロゴは地味にキツいので早々に100均コンパウンドでTourneyロゴは消しましたw
個人的に見た目は案外イケてると思います。
重量とか気にするバイクでもないので、これでオッケー。
あとはお気に入りのHAMAXと、センタースタンドをつけて、
完成!!!
ひとまずHAMAXはおろし、空気圧は5.5barにして、早速長女(こっちはなんちゃってMTB)と近所の山道を走ってきましたが、これはイイですw
タイヤとハンドルを変えただけですが、このゆとりと安心感はハンパない。
グラベルロード(もどき)、最高です!
これ以上の悪路を走るつもりもないので、
一時はカーボンフレーム化に伴い事実上廃車状態だった旧SHADOW号でしたが、ひょんなことから生まれ変わった新生 SHADOW号は、
子ども乗せ+悪路込みのゆるポタ+通勤最強のパパチャリ
と化しました。
ただし、ギア比は先日クロスレシオな13-23tを入れたままなので、
未舗装で若干ぬかるんだ山道の上りは登れず32tの必要性もほんのり実感…元からついてたキャリパーブレーキの効きは相当不満なので、今後の課題です。
後日不満すぎたブレーキは、前後共に元々付いていた無名品→4700ティアグラグレードのブレーキに交換し、効きも改善しました。
まあ何が言いたいのかというと、
タイヤはパナレーサーのグラベルキング 28Cが素晴らしかったという話でしたw
しかし、もし自転車にハマる前の自分に忠告できるなら、
散々言われている通り、
「5〜10万程度のロードを買うなら、同じ価格帯のまともなクロスバイクを買った方が幸せになれるぞ!」
は本当だったと教えてあげたいです…