超かわいい!ミニチュア ピンシャーという生物 【動画あり】
どうも、Ganyです。
これまでも何度か書いてますが今回もウチの特攻隊長、ミニチュア ピンシャー(ミニピン)の魅力をお伝えしようと思います。
※個体差があるのであくまで我が家のミニチュア ピンシャーをモデルとします。
まず、我が家のミニピンがいつも一緒に暮らしているボーダーコリー先輩はドコに行っても人気者ですがミニピンはびっくりするほど人気がありません…。
web上のいろんなランキングではボーダーコリーを若干上回ってますが、現場ではボーダーコリーがギャラリーの視線を一身に浴びていて、ミニピンはスルーされます。
いきなりそこがウケますw
ボダコは人たらしなのでCK/JK~おばあちゃんまで、とにかく女子ウケ抜群、犬嫌いなママ友すら自分が犬嫌いなことを忘れるほどめろめろになっていたり、下手すると男子高校生がスレ違い様に低い声で「かわいい♪」と呟いていきます。
(が本能的に自転車に反応するボーダーコリー先輩は鬼吠え…。)
サイズ的にミニピン よりデカい分そっちに目が行くのも分かりますが、2匹一緒にいると9割はボーダーコリーに注目が集まります。
ミニピンはドッグランに行っても、愛想を振りまくタイプではなく、常に何かを探し求め1人遊びを満喫してます。
たまに帰ってきては甘えて行くものの、他の犬や飼い主にはあまり興味を示しません。
ミニピンは飼い主以外には懐かないと言われてますが、うちのコも確かに家族以外の他人に甘える姿をみたことがないので、それがスルーされる原因のひとつかもしれません。
数少ないミニピン友は、どの子もそんな感じなので我が子だけでなくホントにミニピンという犬種の特徴なのかもしれません。
なのでミニピンは完全におまけ扱いです、運が悪いと空気です。
残り1割の枠で相手にしてくれるのは、大体同じ境遇のミニピンの飼い主さんかミニピンに興味がある変わった人ですw
そんな一見不遇なミニチュア ピンシャーですが、ナメてはいけません。
はっきり申し上げると、圧倒的な存在感を誇っています。
ミニピンは独自のワールドに生きています。
我々人類ごときには想像もできない世界です。
このブログだとボーダーコリー系より明らかにミニピン系の記事がアクセス数で上回るので、ひそかに興味をお持ちの方も多いのではないかと思います。
まさかミニピンの飼い主さんですか?!
ボーダーコリー先輩は絶対に飼い主様を踏みつけたりはしませんが、ミニピンは平気で飼い主様を踏んづけて、目的地まで最短距離を移動します…。
例えぼくのハンサムな顔面であってもただの凸凹した近道です。
いつもピョンピョン飛び跳ねてるくせに、顔の上は飛び越えずに歩いていきます。
たまに爪が鼻の穴に入ると鼻血がでそうです。
トイレもちゃんと所定の位置でしますが、ギリの端っこでするタイプなのでたまにズレることがあります。
↑を想定してシートをズラしておいても、しっかりはずすので、もはや確信犯の香りすら漂います。
特に(大)の方はしながら移動するので、3分の1はトレイ外にあったりします。
やっちまった顔でしばらく考えた後、自分で片付けようとして被害が拡大し、余計な仕事が増えるので、むしろ片付けは人間に任せてほしいです。
ちなみに、
自身やほかのワンズのトイレ後は、必ず我々に報告しにきます、彼の唯一のお仕事ですw
外に出ればサイズ的に目立ちませんが、存在感どころか態度や気の強さ、高い運動神経を活かしたやんちゃっぷりも、ハイパーアクティブなボーダーコリー先輩の遥か斜め上を行く存在がミニチュア ピンシャーです。
「斜め上」という表現は決して大袈裟ではなく、ミニチュア ピンシャーのためにあるような言葉です。
ボーダーコリーも斜め上からきますが、その遥か大外を彗星のごとくグイグイくるのがミニチュア ピンシャーです。
ミニピン の飼い主さんならきっと共感して頂けるのではないでしょうか?
小型犬なので、ボーダーコリーと違い物理的な破壊力が弱いのだけが救いです。
ボーダーコリー先輩からマウントをとるほどエネルギッシュな時もあれば、やり過ぎてボコられ、ヘルプを求めに来る時もあったり、とにかく多忙な毎日を過ごしてるミニチュア ピンシャー。
他の犬種だとパピー期はやんちゃでも歳と共に落ち着くようになりますが、ミニピン は年老いるまで続くらしいです、ネバーエンディングパピーです。
そしてとても寒がり
メンドーなことに、寒がりで肌トラブルも多い?犬種でもあります。
冬は、本体はもちろん環境もしっかり防寒対策してあげないと、肌寒い程度でもプルプル震えだし、活動を停止します。
※震えの原因は諸説あり一概に寒い=震えるではないですが、冬でも喜んで外で遊ぶものの、寒いのは寒いとおもいますw
むしろ寒い地域のドイツ原産なのにストーブの前が定位置です、かと思えば暑くなってハウスに帰ったり、また寒くなってストーブ前に陣取ったり、冬季間は大人しいようでやっぱり忙しい犬のような猫のような不思議な生き物です。
時々普段あんなに騒がしいのに静かすぎて死んでないか?と不安になることもあります。
抱っこして服の中に入れてあげると永住します。
子ども達は皆、来年の冬はパパと同じフリースが欲しいと嫁氏におねだりしてます。
厄介なコトに、耳の先までケアしてあげないと、端の方からポロポロ腐り落ちます…(寒冷凝集素症とか)。
なので寒い日に外出する時は耳の防寒対策までしなければなりません。
帰宅後は血流を良くするためのマッサージを忘れてはいけませんw
夏は夏で、短毛種は一見涼しそうに見えますが、短毛種ゆえに直射日光は大敵です。
結局衣類でガードしてあげなければならないので、オールヌードでいれる期間は限られます。
ただし、寒くなり始めてから春先までの期間の甘えっぷりはヤバい可愛いさです、具合が悪くなります、ずっと抱っこだと手はしびれるし何もできないので専用スリングに入れて持ち運んでますw
抜け毛は?病気は?
短毛なので手入れはかなり楽です、シャンプーもなかなか減らないしソッコーで乾くしで毛深いボダコ先輩とは雲泥の差です。
コスパは最強クラス。
とはいえ短毛種といえども抜け毛はあります。
短くて目立たないだけで、結構抜けてそこらじゅうに散らばってるし、衣服にグサグサ刺さってます。
長毛種に比べれば大したことないですが、意外に抜けて「だいじょぶか?」と心配になることもあります。
脱毛や皮膚トラブルも多く(うちのだけ?)日ごろからよく観察しておかなければなりません。
活発すぎて怪我などのトラブルも多いので、我が家では病弱なニャンコ姫を抑えて救急搬送率、堂々の1位を誇ります。
とりあえずなんでも口に入れないと気が済まないらしく、よくウ○チに異物が混入していたり吐いてます。
先日もいつもの「抱っこして!」とは明らかに違う緊急事態の形相で救助を求めてきたので、とっさに抱えて背中をポンポンと叩いてあげたとたん、ゲー。
無事吐き出して事なきを得ました…赤ちゃんかっw
直前に食っていたクッションの綿が喉につっかえたみたいでしたが出てくるだけマシで、モノによって出てこなければ高額な医療費のかかる手術になります。
ウチのボーダーコリー先輩は慎重派なのでそんなに心配してませんが、ミニピンは拾い食い要注意です。
※まあウチの躾がなってないだけなのでミニピンのせいではありません…。
そんな一面もあるので、一概にコスパがイイとは言い切れませんw
それでも魅力的
初めて我が家に迎え入れた時から、寝てる時しか写真も撮れないほどのやんちゃっぷりで、ブレてる写真連発。
(まあ子犬はどの犬種もそれなりにやんちゃですが。)
疲れ知らずで迎え入れた当日はこの先うまく付き合って行けるのか不安もありましたが、手のかかるコほどかわいいもんです。
甘え方も上手(強引ともいう)で、ニャンコ姫以上に家族のアイドル的存在です。
サイズに見合わず勇敢で警戒心が強く番犬向きと言われてますが、飼い主にはネコ以上に甘えてくるし、無尽蔵のスタミナを活かしボーダーコリー先輩や幼稚園児(現在小学生)の良き遊び相手にもなってくれてもはや欠かせない存在、2年連続で我が家のMVPを獲得しています。
知的なイメージのボーダーコリーと比べても、決してダメ犬ではなく、しっかり躾も入りとても優秀です。
ただ、少しだけ特殊な気はしますw
多少のミスを責めてはいけません、本人はうまくやってるつもりです。
ぶっちゃけ、あまりに可愛すぎてボーダーコリー先輩がいなければ、愛情が分散されずにこのコを溺愛し過ぎておかしくなってたと思いますw
数々のマイナス面を魅力に変えてしまう犬種が、犬というかミニチュア ピンシャーという生物ですw
考え方はそれぞれですが、「ミニピン 以外考えられない!」と代々ミニピン を飼ってらっしゃる方やミニピン多頭飼いされてる方の気持ちもよ〜く分かります。
短毛種は長毛種に比べモフモフ感がないので好みがくっきり分かれる気がしますが(我が家でも当初は大半が首を捻っていました、今では皆がミニピン ラブです)、毛の長い短いはあまり問題ではなくなります。
逆にミニピン に至っては、ロン毛は似合いません。
牙を剥き出してウナギのようにぬるぬると腕から脱走していく様は、まるで地球外生物です、エイリアンのようでウケます。
時にはミニピン 特有のハックニー歩様で、セレブ感満点のサラブレッドのようなハイクラスな歩き姿を見せ、ただ居るだけで、美しく凛々しいスタイリッシュなボディは気品すら感じさせておきながら、野原に連れてけば鬼の形相でイナゴにむしゃぶりつきます。
ミニピンは見るものを飽きさせないナチュラルボーンエンターティナーです。
ただしこれから犬を飼いたいと考えてる皆様には決してオススメできる犬種ではありません。※ボーダーコリーもねw
小型犬だからと甘い気持ちで飼えるほど、飼いやすい犬種ではないからです。
必要とする運動量も他の小型室内犬の比ではありません。
飼育難易度の高い小型犬ランキング上位の常連です。
かなりの運動量を必要とすることで知られるボーダーコリー先輩がハアハア言ってバテてる時でも平然としてたりします…。
ただし電池切れは突然やってきますwww
ミニピン名指しでお断りのペットホテルやトリミングサロン、ドッグランもあるそうです(噂)。
噛み癖でもついたら手が付けられなくなり、害獣認定されかねません。(ミニピンに限りませんな)
人間社会にうまく馴染むよう、躾は必須です。
特にコロナ禍で犬猫やペットの需要が高まっているそうですが、絶対に容易に飼うべきではありません。
が、
どんなに辛くても犬と添い遂げ、一生面倒を見続ける強い意思をお持ちで、迎え入れる犬をこれから考える方は、是非ミニチュア ピンシャーを候補に入れてあげてください。
貴方の人生をより充実したものにしてくれる最高のパートナーになってくれると思います。
間違いなく家庭が明るくなります!
というか是非ミニピンにもっと興味を持ってください!
ただし、躾に自信がない方や賑やかな生活より静かで穏やかな生活を望むなら、おすすめはしません・できません。
物静かな成犬〜高齢の保護犬を引き取ってあげてください。(ちなみにミニピンは、老衰で亡くなるその日までピョンピョン跳ねていたという伝説を聞いたことがあります。)
その小さいボディには一緒に暮らさないと分からない魅力が満載です。
ここホント重要です、うまく文章にできない自分にがっかりです…。
もしミニピンを迎え入れたなら、家族や同じミニピン の飼い主さんとのミニピン あるあるトークで笑顔が絶えないコトでしょうw
ミニチュア ピンシャーは小さなボディにブラックホール並の驚異的なエネルギーを秘めた超かわいい小型犬、いえミニチュア ピンシャーという生物であると断言します!
ぼくはあまりマンガは読みませんが、とても素敵な作品に出合い愛読しているので、最後にちらっとご紹介しておきます。
ぼくの文章では伝わらない部分も見事にマンガ化してるので、ミニピンに興味のある方、すでに一緒に暮らしてる方のどちらにもオススメです。
動画はこちら
ぼくと3本足のちょんぴー
作者:小田原ドラゴン
幼いころに前足1本を失ったミニピンと、飼い主の作者との飾らないシュールな日常を綴った作品です。
つい最近連載を終了したので、最終巻は読んでいません。だって読んだら終わっちゃうじゃないですか…。
追記:先日ついに最終巻読んでしまいました(涙目)
ここまで読んだ下さった方は、是非ご一読くださいね、作者の人柄や今を生きるミニピンに触れ、きっとほっこりしますよ!
少しお涙頂戴しますが、ちょんぴーが舐めてくれると思いますw