おっさんサイクリスト 試練編 スネ毛処理
先日ポチッた夏用ウェアが届いた。
ぼくの場合、別に体型に自信があるわけでもないのに不思議とレーパンやらピチピチのサイクルジャージに抵抗はなく、むしろピチピチジャージで恥ずかしいラインがあらわになったオレの醜い姿が他人の視界に入ることに快感すら感じる。
ちょっぴり変態チックな性質の持ち主かもしれません、愛車がデローザな時点で、我ながらわからなくもない…
がしかし、ここにきていよいよ、漠然と抱いていた課題が明確化する。
それは何を隠そう、
スネ毛の処理
に他なりまてん…
自転車に興味を抱く以前から、ピチジャージには興味があったのか、道行くサイクリストの一様にツルッつるな脚線美を見るたびに、マメに手入れしてるんだろうし、もし自分が自転車に乗ることになっても、ぼくには無理だな〜と考えていました。
実際ショート丈のレーパンを履いて見ると、明らかに美しくない。
酷いを通り越して無様なレベル。
写真だとわかりづらいけど、実際はかなり毛深く剛毛なおっさんの足は、我が国では見る者に不快感を与えます。
空気抵抗やらマッサージ、治療の難度は二の次、日に日に日中の気温もあがりはじめてるし、痛いにしても美しい痛さを目指すぼくとしては、もはや選択の余地はない。
ヤルか…
ついにこの剛毛との決別を覚悟し、奥様の使い残した除毛クリームで始末してやるコトに。
30分ほどで見事ツルッつるな豚足がデキ上がりました。
これで日焼けすれば、一丁あがりなんですが、筋肉のつき方で、ひと目でビギナーだとバレちゃうのは、諦めるしかありません。
無様な脚が見られる緊張感によって、輝きを放ちはじめるまで、恥辱感を楽しもうと思います。
これまで長年固く長い毛にガードされていた我が両足は、目立った傷もなく奇跡的にきれいな状態を保っており、処理初日は奥様も羨むほどの美脚でしたが、2日経った今日は、剛毛がこんにちはし始める。
処理後のスキンケアを怠ったコトで、生まれたての赤ちゃんの様にデリケートな肌は、衣類に反応したのか一部に赤い湿疹もでき、かゆいのかゆくねーのって、それはもう自転車どころではない状態に…
風呂あがりに奥様にキモがられながら、スキンケアローションを拝借し、今更ながらスキンケアに励んだ結果、だいぶ落ち着いた気がします。
これが夏の間中続くのですね…
とは言え好きなコトをしてるので、現時点では苦痛どころか楽しく取り組めそうです。
ピチジャージが似合うセクシーなおっさん目指して、今後も続けて行こう決意を改めたおっさんでした。