大阪へ初ビジネス輪行!前編
大袈裟ですが、いよいよ人生初の輪行にチャレンジしたのでまとめてみました。
素人なりに考えられる限りの準備はしてきたつもりデス。
がしかし、+ドライバーなんて使う場所も限られてて、もし必要ならその辺で借りればいいやと甘い考えがあって、持ってきませんでした。
これが後のトラブルを招くことも知らずに…
夕方の出発便搭乗に向け、いざ新潟空港を目指します。
地元の空港からだと大阪伊丹への直行便がないので新潟空港からANAで飛ぶことに。
新潟-伊丹間はLCCのピーチも就航してるけど、今回は「スケジュールの都合」と「宿代諸々込」でANA利用が最安だったため、往復ANAを利用。
空港までは結構距離もあるのでチャリ自走はせず素直にクルマに積んで移動。
普段はギリ到着がデフォですが今回は荷物の預け入れで戸惑うコトも想定し、ちょっと余裕をもって早めに空港到着。
新潟空港は相変わらず空いてましたw
パッキングしたチャリをカートにのせ、預け入れカウンターに直行。
あーでもないこーでもない言われるのかと身構えてましたが、別に珍しくもないようでスムーズに預け入れ完了。
まずはひと安心。
フツーに搭乗して無事伊丹空港到着。
自転車の場合受け取りベルコンには流れずにカウンターで受け取りがデフォなんでしょうか。
空港外に出て店開きできる場所を探し、愛車を組み立てます。
ここでいよいよトラブル発生!
ワイヤーロックをシートポストに取り付けるパーツが外れてしまい、なんとこれが持ち物リストから除外した数少ない+ドライバーが必要なパーツだった…。
無理やりねじ込むとかなんとかして、とりあえずカタチにはなったものの、後になって素直にサドルバックに収納すればよかったことに気づいた。
そんなこんなでたかが折りたたみ自転車の組み立てに1時間近く費やすことにw
しっかり準備したはずでも、まさかの事態に遭遇する可能性もゼロではないことと、臨機応変な対応が必要なことを改めて思い知る出来事でした。
ありえないほど時間をかけて、今回の拠点になる大阪城付近のホテルに向けていざ出発!
フロントのリクセン化(取り付けステーとバックパックの加工)が甘く、ちょっと走るだけでスグ外れるので、結局背負う…リクセン化はしっかりやりましょうw
しかし、チャリに優しくない…
クルマ最優先な道路構造、空港を出ていきなり遠回りを強いられる。
しばらく現地民の走りを観察してると、8〜9割りの市民チャリダーは歩道を走行していて、車道を走ってるチャリはほんのひとにぎり。
キープレフトなんてあってないようなルールのようでした。
(走るルートや時間帯もあると思うので実際違ってたらスミマセン)
まあ、夜間でも交通量の多いルートだったので歩道をゆっくり走行して、なるべく現地のルールを守るように走行してみましたが、ママチャリのおばちゃんについていけない…。
なんとか状況に順応しようともがいてみましたがさすが大都会大阪、立体交差やら軽車両通行禁止区間も多く、その都度遠回り。
場合によっては自転車を担いで歩道橋を上り下り。
輪行チャリにおいても軽さは正義の法則が成り立ちますw
ナビありといえど見ず知らずの土地を最短時間で走ることの難しさを痛感。
たった25kmがやけに遠く感じました。最短距離ではなく、遠回りだけどなんとなく分かりそうなルートを選択しましたが、どうせこうなるなら最短ルートにしとけばよかったとちょっと後悔したのは秘密です。
迷いながら、結局2時間半もかけて宿に到着。
店じまいはおいといて、まずチェックインを済ませ、部屋で一服した後遅めの夕食をとりにでかけます。
ってかいちいち自転車に乗んなくても徒歩圏内に十分すぎるほど飲食店やらコンビニがあったw
初輪行で無事目的地に到着し、せめて今夜はちょっぴり贅沢したい気分なので近所の居酒屋で焼き鳥とお好み焼きを美味しく頂く。
やっぱ大阪といえばお好み焼きでしょお!
ソロ飲みも早々に切り上げ、コンビニで買い物を済ませ、宿に戻って店じまい。
組み立てはムダに時間を消費したので、ギリギリのスケジュールとなる帰りの予行演習をかねて手際よくBA-100を輪行バックへ収納。
部屋に戻りシャワーを浴びて心地よい疲労感に幸せを感じるw
チャリ歴間もなく3年を迎えるってのに初輪行を満喫。
クセになりそうだけど、やっぱ日程とか交通手段とか条件が揃わないとにビジネス輪行はなかなか難しいかな…
プライベートで輪行する時間がとれればいいんだどね。 →後編に続く