犬の幼稚園 卒園!からのドッグランデビュー
どうも、愛犬飼育スペシャリスト資格を保有しているGanyです。
この1ヶ月間、うちの愛犬達を通いの犬の幼稚園(訓練所)に預けてみました。
ぼく自身、最低限の知識は身に付けたものの、プロの訓練士・ドッグトレーナーさんの技術を実際に見てみたかったのが目的のひとつですが、最大の目的は、
「コロナの影響もあって社会化不足な愛犬達を、もっと他のワンちゃんや他人と触れ合うことで、無事ドッグランデビューを果たすこと」
でした。
今回お願いしたのは素晴らしく優秀な訓練士さんが常駐していて必要に応じ個別に躾もしてくれるドッグラン完備の訓練所。
ここの「犬の幼稚園」コースは本格的な訓練ではなく犬だけを預け、ドッグランで遊ばせたりちょっとした躾もしてくれるスタイルで、入園と同時にドッグランデビューを果たせるうえ、卒園時には躾けた内容で飼い主のぼくらも指導して頂けるとのことなので一石二鳥すぎます。
幼稚園入園と言っても人間のように時期や期間が決まっているわけではありません。
目的を伝えて相談し、期間は1ヵ月としました。
所長はじめその奥様やスタッフさんもフレンドリーだし、犬達と真剣に向き合ってくれるところに惹かれました。
特に喋り出すと止まらず歯に衣着せぬ所長夫人のお人柄にウチの嫁氏がベタ惚れwww
通い出した直後(実質的にドッグランデビューを果たす)、他の子と触れ合う機会も少なかったうえに落ち着きのないミニピンはぼくらの不安を裏切り、とにかく明るくて遊び上手な良い面がポジティブに作用したようで、すぐに馴染んだとのことw
逆に結構他人や他のワンちゃんと触れ合う機会が多かったボーダーコリーは、やたら気が弱くデリケートな面がネガティブに作用したのか下痢したりしばらく様子がおかしかったようです。
が、ゆっくりと日に日に慣れていきました。
そして先日、無事卒園となりました!
知識だけの愛犬飼育スペシャリストとしては、優秀な訓練士さんの躾はとても勉強になりました。
ぼく的にはブレずに一貫した躾をしていたつもりだったけど、やはり長年培った実績に裏打ちされたプロの躾には到底及ばず自分の力不足を痛感。
県内でもトップクラスの匠の技を思い知りました。
それぞれの性格に合わせた個別の躾ではあるものの、シンプルでありながらブレない教育方針には感動すら覚えます。
おかげでとにかく落ち着きがないミニピンが、他の家の子かと勘違いするほど優秀な犬にレベルアップw
(まあ落ち着いたわけではないですが…それでも見違えるような聞き分けの良さ)
ボーダーコリーは表情が今まで以上に豊かになり他の犬達との触れ合いで神経質な気質が和らいだ気がします。
なによりぼくが甘やかしたせいで、ぼくと一緒だと虚勢を張るようになっていたことにも気づけました。
卒園後、ぼくら飼い主もレクチャーを受け、実践しながら自身の弱点を指摘して頂き、矯正することろまでがセット。
ここでいよいよぼくもフルチョーク(首輪)デビューです。
国内だとフルチョークの首輪を使用するドッグトレーナーさんが多いようですが、愛犬を傷つけるのが怖くて、ぼくはずっとハーフチョークでトレーニング(っぽいことを)してきました。
実際フルチョークの首輪は使い方を誤ればとても危険なので、もし素人さんがお使いになる場合は絶対にプロの方から使い方をレクチャーして頂いてくださいね。
使い方やコマンドとの連携、タイミングを丁寧に指導して頂き、いざ実践!
なんじゃこいつら?!まるで他所の犬やん!!
と勘違いするほど豹変ぶり。
フルチョークチェーンをまくだけで、犬達の気も引き締まってるのが伝わってきます。
人間でいう仕事着とか勝負服を身につけた感じなのかな?
まあ、目の前の鬼教官に緊張してるのもあるだろうけど…(ってゆーかそれが最大の理由かw)。
たった1カ月という短い期間で、ここまで育ててくれた鬼教官様には感謝しかありません。
貧乏なぼくらにとって決して安い料金ではないけど(いやまて普通にリーズナブルだろ…)、この子達の成長を思えばお金には変えられない貴重な経験をさせて頂けたと思います。
むしろ、犬達を通してぼくらを指導してくれてたんだと思います。
だってやればできるコ達だから、それをしなかった、させてあげなかったのはぼくらの責任だ。
何にしても無事念願のドッグランデビューも果たせたこと以上の収穫でしたw
今後は時々ドッグランを兼ねて犬達だけではなく自分自身を磨くつもりで遊びにお邪魔するつもりです。
とはいえコロナ禍…、恨めしい〜
おしまい