所有機材(ギター関連)メモ
以上、この機材で当面ぼくはミュージシャン活動を続けていこうと思っています。
コロナ禍の巣ごもり需要でだいぶギターが売れたようですな、飽きたり挫折した皆さまは、今すぐヤフオクなりメルカリなり中古楽器買取店に売っぱらっちゃってください。
ぼくらが喜びます。
そして同じ年代で最近音楽を始めた方やこれから始める方は、是非仲良くしてください!
ジャンル関係なしにアラフィフ同士切磋琢磨していきませんか笑
もちろんお若いお嬢さん、お姉さんを拒否ってるわけではないので是非仲良くしてくださいませ笑
また増えたりしたら、書きたそう!
番外編
B.C.Rich Gunslinger ST-CC C.C.Devilleシグネチャーモデル
(B.C.Rich ガンスリンガー ST-CC)
B.C.Rich Gunsringer ST-CC
ぼくが中校生の頃、当時まわりに洋楽を聞いてる友達はあまりいなくて、小林克也さんのベストヒットUSAというTV番組は無料でMVが見れる貴重な情報源だった。
マクセルのCMで日本でもBON JOVIフィーバーが始まったころかな。
それまでユーロビートしか聞いてなかったけど、BON JOVIの登場でいっきにロック魂に火が付いた。
何度か来日公演にも行ったし今でも彼らの数曲は歌詞を見なくても完全に歌えるくらい熱狂した笑
そのあとLAメタルが流行りだす。
LAメタルは日本だけの呼び方らしく、向こうではヘアメタル(ポメラニアンのようなふわっとしたロン毛のおにーさん達がやっていたから)とかグラムメタルに分類され。
※そして若干軽蔑されてたらしい…要するにチャラかったんだろうね
当然ベストヒットUSAのチャートにも登場しはじめ、ぼくはアメリカンでポップなハードロックにのめりこんだ。
どちらかというと完全に女子ウケ狙いのビジュアル、サウンドで、
その後心酔することになるメタリカのような男子ウケするバンドや楽曲には興味がなかった。
高校に入学したころ、同じ中学に通っていた友達をたどってバンドをやってる連中から声がかかった。
ボーカリストを探しているとのことで、洋楽を聞いてたってだけでぼくにロックオンしたらしい。
まずPoisonのコピーをするから、ボーカルをしてもらえないか?
ってことで、当時バンドブームだったし、ながれでそのバンドに加入することに。
のちに自称地元ナンバー1バンドが誕生した瞬間だった。
Poisonはあまり興味がなかったけど、Fallen angleをやることになっていて、ひたすらテープを聞いて覚えた記憶がある。
前述の通り洋楽のMVを見る機会なんてベストヒットUSAくらいしかなかったけど、それでFallen angleのMVを見て、めちゃめちゃかっこよくて俄然やる気が出たのを今でも忘れない。
ただFallen angleほもちろん他の曲でも、どーみても歌詞カードと聞こえる歌が違っていたりして、単に聞こえてくる言葉をカタカナに変換したオリジナル歌詞カードを作って歌っていた。
そもそも歌詞カードの誤植も珍しくなかったし、それに気づけるようにもなって良い英語トレーニングになった。
おかげで、ヒアリング力は爆上がり、(カタカナだけど)発音も良くなって英語の先生には恐れられたが英語をマスターしたわけではない笑
近所の楽器屋の小さなスタジオで初めて音合わせした時の感動は正直おぼえてない笑
ただ、スタジオの独特のいい匂いがしたことは覚えてる。
それ以降、がっつりLAメタルにはまっていき、ダイエースプレー(髪固めるやつ)が生活必需品になった。
ぼくはボーカル担当だったけど、当時から気になるのはギタリストだった。
でもエディのような早引きテクニカル系にはあまり興味がなく、
BON JOVIのリッチーだったり、PoisonのC.C.Deville(CCデヴィル)、GunsのSlash(スラッシュ)がぼくのなかでスーパーギターヒーローだった。
うちの亡きおやじがギタリストだったのも影響してるのかな?
ボーカルだけどギターを弾いてみたくて、おやじにねだって安いフェルナンデスのストラトモデルを買ってもらった記憶がある。
おやじ的には我が子がギターに目覚めたのが嬉しかったよーだ。
でも、MVで見たC.C.Devilleのド派手な蛍光ピンクのギターがずっと気になって気になって仕方なかった。
そのシグネチャーモデルが発売されると知り、そっこーでまたもや親のすねをかじりに行くものの、ちょっと無理と拒否られる。
そりゃそーだ、なんで親ローンを組んで運送会社の倉庫作業や料亭の厨房、ディスコのウェイターを掛け持ちし一生懸命働くことでゲットした1本が、
B.C.RIch Gunslinger ST-CC (C.C.Devilleシグネチャー)
だった。
でも、バイトにボーカルトレーニング、遊びで忙しく、ギターは眺めてるだけの日々、それだけでも良かった。
あのシーシーと同じモデルのギターが手元にあるだけで幸せだった。
おかげで当時ギターは全く弾けなかった笑
一度だけスタジオにもってって皆でレコーディングしたけど、満場一致でぼくのギターデビューは却下、ボーカルに専念することに…。
たしかにひどい音だったからぼく自身もがっかりするどころか賛成だった笑
月日は流れフェルナンデスはいつのまにか手元から消えてたけど、このST-CCはずっと手元にあった。
バンドをやめてロックからはなれていた時期も、たまに手に取って下手なギターをかき鳴らしていたから。
そんなこんなで、先日バンド再結成に至ったけど、ST-CCは何の知識もなくめちゃくちゃに調整してたり、シールがべたべたで色褪せ当時の輝きはまったくなくなっていた。
でもせっかくやるなら、このギターを弾きたい!
というわけで、リフィニッシュするためにまず分解して塗装を剥いだ。
これが今の残念な姿。
ハードウェアは手入れもされずにくたびれ放題なので、総入れ替えするつもり。
と、ここまでやっといて相当時間がかかることにきづく。
すでに塗装を剥いだ時点で結構な時間を費やした。
いやまてと、これじゃーいつまでたっても弾けねーじゃねーか汗
それにピックアップやフロイドローズってお高いんですね、塗料だって妥協しないと決して安くない、そんなの奥様が許してくれるわけがない。
まずは実績を残して、それが必要なんだということを理解してもらうしかない!
といったわけで一旦中断してる状態。
今、ギターには困ってないけど、いつかこの子を復活させて、今度こそこのギターをもってステージに立ちたいという野望を胸に秘めてます。
いつになることやら笑
以上、番外編でした。