次男くん、ジュニアトレセンでレギュラー獲得www 色々考えさせられます
どうも、Ganyです。
うちの次男くんは小6、長男の影響でスポ少サッカー部に所属していてポジションはGK。
今年度長男くんは卒業して中学の部活には入らず地元のクラブチームに入団、次男くんはそのままスポ少チームの最終学年として残留しそれぞれのチームでプレーしています。
長男くん同様、あまり運動神経はよくない上に、成績はクラス最下位争いするほど…。
そんな彼がトレセンメンバーに招集され、セレクションを突破して正GKにw
これにはいくつものカラクリがあって、
まず市内のチームのGKは小柄な選手ばかりで実力も似たり寄ったりな中、1番身長が高く、なぜかPKだけは幸運を味方にできる真面目な次男くんが6年生ではたった1人選抜されました。
我が校の監督がトレセンコーチをしているのも大きく影響してると思います。
そもそも我が街のサッカー協会でもジュニア世代のGKの育成が課題になるほど人材も指導者も不在なので、セレクションはライバル争いもなく自動的に通過というイージーモードw
所属するスポ少チームでも人手不足で自動的にキャプテンマークをつけており、肩書きに実力が全く追いついてない状態なのにあれよあれよとトレセンチームの正GKの座につくほどのラッキーボーイな次男くんwww
PK職人の異名も伊達じゃないほどの幸運を引き寄せます。
とはいえトレセン、他のメンバーは実力でセレクションを突破してきた猛者ばかり。
キーパー専属の指導者が不在で必然的に練習はフィールド中心のメニューになり、そもそもサッカーをよく理解していない次男くんは猛者達格上の動きに全くついていけません…。
ただ、本人もそれが悔しいらしく、普段見せることのない鬼の集中力でなんとか周りについていこうと必死です。
なので毎回練習が終わる度にこれ以上ないほど身も心もぐったりしています。
彼にとってはトレセンに選ばれてる充実感より苦痛の方が大きいようですw
最近所属のスポ少チームの事情が変わり、現チーム体制ではひとつ年下のコが正GK、次男くんは専らフィールドプレイヤーでの出場が多くなりました。
足元の技術やサッカーの基礎が絶望的な次男くんなので、フィールドプレイヤーなんて務まるはずないと思いきや動きは長男くんよりグッドw
やる気だけはあった長男くんは6年生で大きく成長したけど、根拠のない自信しかなくて長男くんよりやる気も感じない次男くんは、これ以上の成長はちょっと無理かな…と思っていたので驚きです…。
フィールドではSH、SBでの起用が多く長男くんとポジションもかぶり気味だけど、明らかに次男くんのパフォーマンスは長男くんを軽く上回ってて草。
トレセンでの指導や猛者の動きが脳裏に焼き付いてるのか味方への指示も的確。
今年のスポ少リーグ戦は、ひとつ格上のカテゴリへエントリー(去年の実績により自動的に)していて、人手も足りず毎回ぼろ負けするものの、個人の動きなら負けてない部分もあったり、トレセン加入後の成長が著しい次男くん。
技術はないのでイージーミスは多いものの守備ではポジショニングやイイ感じの寄せで相手にプレッシャーを与えて好きなようにはさせず、攻撃はタメを作って起点になったり、サッカーしてる感がすごいwww
本人に自覚はないようだけど毎回猛者達に混じって練習させてもらってるだけで、これだけ成長出来るとは…。
長男くんの場合、所属するクラブチームの考え方や指導方針は理解してるし不満はないけど、とにかく自分達で考えさせる方針なので成長出来るかどうかは長男くん次第な部分が大きく、最近は入団当時の熱も冷めてきたようで、成長どころか退化してる気がする。
比べて次男くんのトレセンチームは分かりやすく指示もストレート、シンプルに勝つためのサッカーをやってるので、差がつくのは仕方ないかな。
本人はついこの前まで「中学に行ったらサッカーはやめようかな?」と言っていたのにスキルアップしてるコトに気づき始め、よりサッカーに興味が湧いてきた様子。
子ども自身にイチから考えさせることも大切だし、ぼく自身も考えさせたいとは思うけど、まずひとつのカタチを示して、そこから考えさせるのもひとつの手なんだなと実感。
普段から注意力散漫で勉強や努力が人一倍苦手な次男くん、嫌でも集中しなければならない環境に身をおくことで、図らずも自ら考え成長することに繋がることが証明されました。
頭ではわかっていてもなかなか実践できない教育もあるけど、この事実を目の当たりにして子どもの教育は難しいなあ…とつくづく思い知ったぼく。
それぞれ将来が楽しみだw
ちなみに今年度から、市内のGKを集めてGK専門の練習会が実施されるようになり、市内のジュニア世代のGK育成に本腰入れ始めたようです。
最近のサッカーはGKからのビルドアップも重要視されているので、綜合的にレベルが上がるとイイな。