2カ月ほど子ども達とフォートナイトをやってみて思うこと
どうも、Ganyです。
緊急事態宣言が全都道府県に拡大するなか、ぼく自身もこの先どうなるか不安で仕方ありませんが気持ち的に負のスパイラルに陥いる傾向の小心者なので、こんなときぼくはいつも気持ちを切り替えるために仕事は最低限にし気分転換をはかります。
幸か不幸か子ども達が休校につぐ休校でヒマを持て余しています、仕事で自宅兼事務所になっている小規模事業者様を訪ねると、(社長のご子息の)小学生が事務所のPCでフォートナイト動画を見ていることもwww
負けじとぼくも子ども達と一緒にフォートナイトで自己鍛錬に励んでおります。
さて、こんな中高年なおっさんがフォートナイトをはじめて2か月弱になりますが、ここまでの感想を書いてみようと思います。
当初に比べれば多少は腕もあがり、1マッチで数キルは稼げるようになりました。
やりはじめたばかりの頃はボットにも勝てず0キルなんて当たり前、もちろん降下直後にツルハシで敵に挑んで玉砕し不名誉な100位を獲ることもしばしば。
ヤラれっぱなしでストレスしかないゲームだったけど、子ども達との距離を縮めたい一心で早朝深夜の自主トレに励み、今では運が良ければビクロイも獲れるようになりました。
子ども達との距離を縮めることが第1目的なので、戦績はともかく子ども達のお荷物にだけはならないようにはなれたと思います。
収穫はゲームがうまくなったことではなく、子ども達と過ごす時間で我が子をより深く知ることができたこと。
そもそもフォートナイトは課金することで外見(スキン)を変更できますが、お金の使い方も人それぞれ。
子ども達ひとりひとりの価値観や、センスなどが見えました。
基本戦闘ゲームなので、子ども達の潜在的な攻撃性や保守的な性格、仲間への思いやりなども垣間見れました。
また、子ども同士のプレイを見ていると、いじめに発展しそうな経緯の縮図などもうっすら見えてきました。
年を重ね忘れかけてた思い出、まさに自身の子供時代が蘇る瞬間でした。
たとえば、「一人を大勢で撃ちまくる」「(ゲームが)弱い子を小ばかにする」「お互いの素性が分からない事いいことにウソをつく」「(ゲームで)負けた腹いせに、リアルであった時にやり返す」など。
ここで誤った指導をしないよう慎重に「いじめの抑止」に励むのも親の仕事だと考えていて、実践しています。
「無意識に素性や個人情報を晒す」「対面では(言えないこと)言ってはいけないことをネット上では平気で言う」などの基本的な言動やネットのマナー、ネチケットを教育することにもつながりました。
フォートナイトは戦闘を楽しむバトルロイヤルモードのほかにクリエイティブモードという「マイクラ」風な自分の世界(島)を構築するモードもあって、それぞれが理想のゲームステージを設計し、そこで皆と遊ぶことができるモードもあります。
そこでは学力の数字には表れない子ども達の発想の豊かさや、ゲームがうまくなりたいと自主トレに励む向上心も見ることができます。
また、高度な機能も導入されていて楽しみながらプログラミングの基本を学ぶこともでき、我が子ながら「おまえ天才だったのか?!」と思うようなプログラムを組んでみたり、とても魅力的なビジュアルの建築物を建ててしまったり、普段なかなか見ることのできない子どものポテンシャルを垣間見ることができるのもフォートナイトの良さだったりします。
※プログラム言語ではなくプログラムの組み方などを学べます。
家に閉じこもる=いろんな意味でよくない
と考えていましたが、フォートナイトとコロナの影響でそんな固定観念は吹き飛ばされました。
晴れた日は外でサッカーさせたり太陽の光をあびてリフレッシュさせてますが、基本的に不要不急な外出は控えるべき時期なので、この苦境をチャンスに変えるためにフォートナイトはひとつの大きな役割を担ってくれていると感じています。
もちろんフォートナイトに限りませんが、こんなことでもなければゲーム自体を頭ごなしに否定してた自分を恥ずかしく思うと同時に、これまでいろんな子どもの可能性をつぶしてきたのかと思うと申し訳なく思います。
子どもの頃、こんな大人になりたくなっていと思っていた大人になってました。
そんな自分に気づくこともできたのも大きな収穫のひとつです。
たかがゲーム、されどゲームです。
ニンテンドーSwitchが爆売れしてるようですが、それもうなづけます。
引き続きフォートナイトで子ども達と大暴れしてやろうと思います!