ボーダーコリーと2年間暮らして思うこと 【動画アリ】
1カ月頃~
ファミリーキャンプにハマりはじめた時期でもあって、必然的に犬連れキャンパーになりました。
アクティブなボーダーコリーの迎え入れを決めたのは、ウチのアウトドアな活動の多いライフスタイルにマッチしていたのも大きな理由のひとつでした。
とはいえ、キャンプすら初心者なのに犬連れなんてダイジョブか?
と、一抹の不安を抱えつつ、追加のワクチンを接種!
※生活環境によって追加するワクチンの種類も変わります。
満を持してキャンプデビューを果たしました。
この頃は結構家族にも馴染んでいて、嫁氏から強制的に川で泳がせられたり、他の犬達と戯れたり、散々遊んで良い経験を積めたんじゃないかな。
そこには犬連れソロキャンパーもいらっしゃって、いつかはあんな風に犬とソロキャンしてみたいな~と憧れたものの、この頃から育犬事情は深刻化していき、散歩のたびに落ち込んでは悩み、これでよかったのか?ぼくはこの子を幸せにしてあげれるのか?と自問自答する日々が続きました。
ぼくも悩みましたが、ぼく以上にこのコも相当悩んだはずです。
ただ、思い通りにはなってくれなくても、ぼくが悩んでいると傍で一緒に落ち込んでくれてる気がしました。
その度に、おまえは悪くないよ、これじゃいかんなっ!
と、自分を奮い立たせるも、どうしていいかも分からず…、とにかくもっと一緒に過ごしてお互いを理解しあおうと努力を続けたました。
ただ努力するにも、何をしていいのか手探り、今思えばこの大事な時期に、ぼく自身が悩んでいたことが、このコにとっても戸惑いの大きな原因だったに違いありません。
初心者にとって敷居が高いというのはこのことかと今さらながら妙に納得しています。
当時、ぼくの育犬方針は曖昧でした。
とにかく研究してスワレとかマテとかコイのコマンド練習もしたけど、学んだのはやり方や技術ばかり。
どうしてそれが必要なのか?を、分かっているつもりでも「深く」理解できてなかったんだと今さらながら思います。
ボーダーコリーだからって牧羊や本格的にドッグスポーツをさせるわけじゃないし、家庭犬として普通に暮らせるようになればいい程度にしか考えてませんでした。
その「普通に暮らす」という感覚が漠然としすぎていたのだと反省しています。
むしろ、「牧羊犬として育てる」、「ドッグスポーツで優秀な成績を残す」とした方が指導方針も明確で、このコもやりやすかったんじゃないかな?
人間だって「トップを目指せ!」といわれるより、「普通に暮らせ」と言われる方が戸惑いませんか?
そもそも普通って何?ですのwww
それを生まれて間もなく世間も知らない犬に求めるのは酷です。
しかしぼくがそれに気づくのはしばらく先でした…。
つづく