所有機材(ギター関連)メモ
Aria ProⅡ PE-480
(アリア プロ2 PE-480)
Aria ProⅡ PE-480→
実は数年前に、子ども達が一瞬音楽に目覚めそうな時期があって、ギターやらベースやら入門セットを一式買い与えた時期があった。
ぼくのバンド再結成が決まり、そのまま倉庫で出番を待ちわびていた入門セットを引っ張りだしてきてリビングに常設。
いつでも手に取って練習できるようにしている。
居間には犬猫もいるし子ども達が大騒ぎして大事なレスポールを傷物にされたくないので、この入門セットに白羽の矢が立ったのだ。
その超安ギターがみんな大好きレジェンドのストラトモデル、通称レジェラト。
これねえ、マジいいですよ。
軽いしシングルコイルなのに意外にパワーもあって、はっきり言ってギター初心者のぼくでは欠点が見当たらない、今のぼくならこれで十分だろ?
ふつーにメインでオッケってくらいのお品。
ただフレット数が…ストラトのスタンダードなのでそこは仕方ないですね、そんなハイポジション滅多に使わないしw
このレジェラトのおかげで昔はあまり良いイメージがなかったAria ProⅡの株がぼく的に爆上がり。
(レジェンドはAria ProⅡの廉価ブランド)
しかも、エンドーサー(なのかな?)には大好きなギターヒーローのひとり五十嵐”sun-go”美貴さんがいらっしゃるし、Aria ProⅡのギターを色々と物色してみた。
Britz(Aria ProⅡの安レスポール部門)も候補だったけど、すこし若い気がしてAria ProⅡブランドでレスポールタイプの安いPEシリーズにロックオン。
(いわゆるジャパンビンテージと呼ばれる上級グレードの国産PEはいまでも人気でヤフオクでも結構なお値段)
レスポールタイプで3kg台前半(実測3kgなかったぞ?!うちの本家版の約半分)、めちゃめちゃ軽くてキルテッドメイプルの派手な見た目もグッドルッキング!
それでいて中古で2万円代で手に入ったし、これしかない!
とヤフオクでぽちり。
数日後には手元に届いて、早速検品!
おおー軽いしかっこいいし、最高じゃねーかー
ペグとかハードウェア類、エスカッションのゆがみなど部分的に安臭さは否めないもののお値段以上の質感。
デュアルサウンドスイッチという独自の機能がついていて、それのミニスイッチが邪魔(つかいこなせない)なくらい。
夜、早速こいつの音を解き放ってみると…
カタチはレスポールだけど、この音?
これじゃない感がハンパない汗
試奏大事。
いや、決してギターが悪いわけじゃないです。
そういうコンセプトの製品なんだし、公式HPにも書いてある通りクラシカルなPU(ピックアップ)を搭載していて、その筋の皆さんにはまったく問題なし、そもそもぼくの想定した用途(メタル)じゃないのは分かっていたから。
まーでもエフェクター通せばどうにでもなるだろうと甘く考えてました。
これがね、そーじゃなかったのだよ。
他は大満足なのにどーしても音に納得できず、レスポール スタジオのリアPUと同じ、ギブソン純正498tをヤフオクで追加購入!
これでいけるだろう!
という甘い考えはまたもや打ち砕かれる。
同じPUを使っても、同じ音は出ないことが証明される結果に。
しかたなく、こいつの前に買ってすぐに売ったギターにつけてたビルローレンスのPU、L500XLに換装。
やっと納得できる音になりました!
澄んだ心地よい音を奏でるフロントPUと、強歪みでハイパワーなリアPU、図らずもナイスな構成の(バランスの悪い)軽いレスポールに仕上がりました。
ひとつ残念なのはヘッド落ちする点、まあでもそこは慣れですね、今は何ともなく弾けててお気に入りの一本です!
(てゆーかこのL500XL、ものによって品質がそれぞれらしいんだけど、ぼく的には大当たり。
特にリフは、手持ちのギターだと一番好みの音を吐き出すようになって、軽くPU沼にはまったのが奏功したようだ笑)
本家レスポールは重すぎてライブに持ち出す気にはならないけど、これなら気軽に持ち出せるし、もし盗まれたり壊れてもダメージが少ないのは、貧乏人的に最重要なファクターのひとつだったりするのでね笑
今となってはほんの少しだけ、フィットしない感があって予備になってるけど、手放せない1本です。
しかし、Aria ProⅡは良いギターをつくりますね!