大阪へ初ビジネス輪行!後編
初の飛行機輪行を体験した翌朝(前編はこちら)、その夜に懇親会が予定されているので、出張先の会場までの往復は電車で済ませました。
大阪城のスグ隣の宿なのに、観光する時間がとれなかったのが残念。
最終日は出張先までの10kmと空港までの帰路をチャリで移動します。
前日は電車移動したので会場までは実質はじめて走るルートです。
と言っても、ほぼ幹線道路一直線ですけどねw
帰路は25km強を2時間以内に移動しチャリを梱包して搭乗手続きまで済ませなければいけないタイトなスケジュール、ある意味TT。
時間がもろ帰宅ラッシュにかかるため電車乗り継ぎ移動はキツいだろうと判断しました。
大阪マルビルまでの10kmを強をチャリで移動し残り半分の工程を大阪空港交通のリムジンバスでバス輪行するか、全工程を全力疾走するかの2択デス。
ちなみにバス輪行となればこれもお初ですw
事前にチェックし、大阪空港交通は輪行OK確認済み。その他の停留所は時間や距離的に無理だったりして大阪マルビルがベストな停留所でした。
初日は歩道をゆっくり走ったけど、帰りはそんな余裕はないので、朝の会場までの10kmをガチで漕いで、その様子をみて帰路を決定することに。
早めに宿をチェックアウトして、一路会場を目指します。
早速ナビを信じてペダルを漕ぐ、
快調だぜ!
初日はおっかなびっくり地元の様子を伺いながらの走行でしたが、今日は徐々に順応してきたのかペダルも軽く感じます。
がしかし、ナビを見るとルートがなくなってる…
縮小表示してはじめて大幅にルートを外れてることに気づく。
ほぼ一直線のルートなのになぜ?
そもそも出発時に走り出した方向が間違ってたようだw
気を取り直して正規のルートに戻り快調に進む。
大阪市内の歩道は石畳風のタイル区間が多いのと?凹凸やらひと通り、チャリ友の皆さんも多く歩道走行は全くスピードが出せないことを初日に確認済み。
ってゆーか継ぎ目の凸凹の振動が地味に効きます…。
ちょっと怖かったけど、帰路TTの予行演習で思い切って車道メインに走行し、ゴール直前でちょっと迷ったものの無事に目的地到着。
気になるタイムは初っ端のルートミスを考慮しても想定より良い結果でした。
なので帰路は、大阪マルビルまで自走しバス輪行するルートに決定。
初バス輪行ですw
そして無事最終日の業務を終え、一服する間も惜しんでいざ大阪マルビル経由伊丹空港を目指します!
今朝走った道を逆走し大阪市内へ。
もはや慣れたもんデス。
しばらくクロスバイクのお兄さんと静かなバトルを繰り広げ、お兄さんがルートを外れた後、いよいよ楽しみにしていた一服タイム。
とはいえ余裕はないので、スグに走りはじめます。
目的地まであとちょっとのところで車道も歩道もヒトとクルマであふれかえる。
やはり大都会、まあもちろん想定内なのでおとなしく歩道を押し歩く。
無事大阪マルビル到着!
ふろしきを広げる場所を確保し、予定より早かったのもあって油断してのらりくらり店じまいをはじめる。
これがまた後のピンチをまねくw
家族に一報をいれ、ゆっくりキップを買いに向かうと、ちょうど乗る予定のバスが出発w
えっ?
油断しすぎだろオレ氏w
まあ何度も乗るはずの飛行機が目の前を飛んでいく姿をみてるので慣れたもんですよ。
まあいいや、次のバスでもギリ間に合うしと余裕をみせた瞬間、背筋も凍るアナウンスが流れる。
なんと、次のバスが遅れてるとのことw
おいおいダイジョブか?
間に合うとしても、空港到着後15分以内に搭乗手続きまですませないといかんのですよ?
なぜそんなにも焦ってるかといえば、翌朝は長男くんがスタメン入りして今年最初で最後のフットサル公式大会。
その雄姿をひと目見てあげたいのが親心ってもんですよね。
この便に乗り遅れれば満員御礼な最終便キャンセル待ちに希望を託すしかなく、当日便が無理なら翌朝の便で帰れたとしても試合には間に合いません。
しっかりしろよオレ氏…
ってかバスはよ来いw
しかも追い打ちをかけるアナウンスが流れる。
ルート上の踏切故障で通常のルートは迂回するかもとのコトw
なんで今やねん!
結局10分弱遅れでバス到着。
事前に輪行バッグを係の方に預けてスムーズにバスに乗り込むものの、あせって「乗車券」じゃなく「荷物預けタグ」を渡し「これじゃなくて…」とムダに時間をくうw
発車後、しばらく渋滞。
当然です、ヒトとクルマであふれる駅前をすり抜けてバス停に来たんでわかってます。
がしかし進まねえ、時計の針は容赦なく進みます。
もはや諦めムードの車内(ぼくだけ)。
そこにひとすじの希望の光が差し込む。
なんと「故障していた踏切が復旧したので正規のルートで向かう」との車内アナウンスが流れる!
ここから形勢逆転、一気にオレ氏有利に物事が進む。
嫁氏に実況Lineライブの最中に、ANAから「搭乗機の到着遅れにより出発時刻が15分遅れる」とのメール着信、キターw
バスは街中の渋滞をぬけ予定より10分ちょっと遅れて空港到着。
到着機の遅れとバスの遅れを相殺してちょうどほぼ予定通りw
あとはちゃっちゃとチャリを預けて保安検査をクリアして搭乗手続きを済ます。
受付嬢も新潟空港の方より慣れた感じで全てがスムーズ。
間に合ったw
これがイイようで結果的には良くないんですよね、ギリで間に合っちゃった実績がついちゃうと、またやっちまうんですよ…
まあ無事に新潟空港へ降り立ち、自転車もうけとり日付が変わるころに無事帰宅。
早々と共に戦った戦友BA100のチェックを済ませ、翌朝は長男選手の雄姿を見に行けました。
後半はまるでB級スパイ映画のようなドラマチックな展開で、輪行どうこうではなくなってますが初の飛行機ビジネス輪行は大成功だったのではないでしょうか。
まとめ
輪行でビジネス(出張)する場合、時間的な制約がかなりあるはずなので、可能な限り余裕を持った計画が必要だと感じました。
余裕がないならやるべきではないですねw
今回使用したナビはサイコンWahoo Elemnt Bolt+RIDE with GPS(ルート作成)。
事前にRIDE with GPSでルートを作成しWahoo Elemnt Boltに取り込んでおきました。
初めて未知の土地でナビってみましたがある意味では想定の範囲内でした。道に迷ったポイントは「自分の勘違い」と、「渡れない道路を迂回」した時のみ。
フツーに合格です。
自分で未知のルートを作成する場合、立体交差やら自転車横断、通行不可な区間や、危なくてとても自転車で車道を走れない状況などは考慮されない(できない)ので仕方ないなと割り切るしかありません。
実際、自転車に優しくない社会デスw
なので、それも考慮して時間には余裕を持つに越したことはありません。
まー何事もギリの設定はハイリスクorアウトですよね。
予め試走するなど事前に細かい経路を設定できる場合とかであれば、かなり優秀な成績が出せると思います。
持ち物については、ありえないことが起こる前提で準備しておくべきでした。たかが+ドライバー1本ないだけで無駄に時間を消費します。少しでも軽くしたいのが人情ですが可能な限り工具やスペアパーツ類は準備しておくべきでした。工夫一つでどうにでもなるかもしれませんが、様々な状況が重なると余裕もなくなります。
特に今回のようにビジネスが絡むと、そこばかりに注力するわけにはいかず、むしろビジネスを優先すべきです。
数をこなせば余裕もでると思いますが、スキがあればちょくちょくチャレンジして、自分なりの楽しみを見出そうと思いますw
何はともあれ、初めて飛行機とバスを利用したビジネス輪行は良い思い出になりました、未体験の方は是非チャレンジしてみてくださいませ!
オススメはしませんw
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