色褪せたジャングルモックの手入れと補色
どうも、二ヶ月弱の南米出張から無事帰還を果たしたGany_kです。
砂利混じりの砂漠が舞台の南米出張で大活躍したのが、メレルのモアブというトレッキングシューズ。
滞在先の街は、中心街こそ舗装されてるものの、ちょっと外れると舗装もまばらな地域。
渡航前、ローカットシューズにするか迷いに迷った挙げ句にセレクトしたのは、いつも仕事で履いているモアブのミッドカットモデル。
砂漠だし、冬でも日中はかなり暑いと聞いてたのでムレも心配でしたが、逆に大当たり。砂利混じりの悪路にはくるぶしまで隠れるミッドカットは正解でした。
このモアブ、ゴアテックス仕様で、砂漠には向いてないかもですが、軽い登山やトレッキングには最強かと思うほど、ぼくにフィット。
登山には一度使ったっきり(絶句)ですが、その登山は豪雨と暴風に見舞われ足元も最悪な状況。しかし、多少の雨や水たまりをものともせず、下山後、一緒に登った友人との比較では一目瞭然。
ずぶ濡れで寒がっていた友人の足元は靴下までびっしょりだったのに対し、ぼくは一時的には濡れたものの、下山した頃にはほぼ乾燥状態。
この一件から、仕事でもモアブを履くようになり、ゴアテックス教に入信したのでした。
しょっぱなから話が大幅にそれましたが、以来メレル+ゴアテックスの大ファンとなり、帰国後何気に気になったのが、普段カジュアルに履いてる同じメレルの定番シューズ、ジャングルモック ゴアテックス仕様。
スウェードのノーマルモデルは、春から秋までのヘビロテですが、防水ゴアテックス仕様は雨だろうがお構いなしに履けて、透湿素材のため夏場の雨天時も大活躍、結果的にゴアテックス仕様を履く機会も多く、いたみ具合もそれなりに。
そもそもこのジャングルモック ゴアテックス仕様のブラックは、ヌバックレザー調?で新品当時から色あせた感じ。実はその発色は個人的には好きじゃなかったけど、使い勝手の良さでついつい出撃数も伸びまず。
更に悪天候での着用がメインなので手入れもせずに1年以上履いてると、くたびれっぷりもハンパない。
これまでクツは、つま先が尖っているクツが好きで、スニーカータイプは敬遠していたぼく。
ワンシーズン履きつぶしで、シーズン毎に替えてたんですが、このジャングルモックは、軽めのオフカジにも違和感なく履けるのと、スニーカーほどスポーティ感がないのに、長距離歩いても疲れないのが、おっさんのハートをわし掴み。
いよいよダメになるまで履き続けたいと思えるほど、気に入ってしまいました。
そこで手入れの仕方なんぞをGoogle先生に聞いてみると、色々と参考になるブログや動画がわんさかヒット。
スエードやヌバックレザーは、ただの革靴用クリームやら、靴黒なんかは使えないらしいことがわかった。
失敗した時のがっかり感がこわいので、あまり過大な期待はせずにダメもとでチャレンジしてみる事に。
早速、起毛素材用補色剤をポチる。
補色前のくたびれた状態がこれ。
黒ってゆーかもはや緑?です…
事前に汚れを落としブラッシングして、補色剤の到着を待つ。
今回はネットで評判のいいファマコのリキッドタイプを購入。
翌日到着、相変わらずの速度ですw
早速補色作業開始。
みるみる染まっていくジャングルモック。
塗り作業中の濡れた状態だと余計濃く染まってるようにみえた。
しばらく乾燥させて、様子をみる。
作業中から感じていた、これイケんじゃね?という予感が現実のものとなるw
乾燥するのを待って、再度ブラッシング。
じょーだん抜きで、新品時を超える黒さ復活!
の状態がこちら
重ね塗りすると、さらに色が濃くなるようですが、一回だけでこんなキレイになるんだと驚愕。
※ぼくの主観なので、個人差は当然あると思います。
日頃から手入れもせず、今回の作業もゴアテックスはあまり意識しなかったので、もはや透湿防水性能低下は間逃れないとしても、見た目復活はかなりウレシイ。
またしばらく、この靴を履き続けられる喜びの方がデカすぎて、記事にしちゃいました。
どうすかこの黒さ、もはやブラックレザー仕様に近い黒光りっぷり。
とはいえ防水透湿性を無視したこいつは、ブラックじゃなきゃダメなとき用にして、普段履き用に色違いでダークブラウンのジャングルモックも追加購入。
もちろん、ゴアテックス仕様w
こうして我が家の玄関には3足のジャングルモック(うち2足がゴアテックス)が展示されることとなりました。
この履き心地と使い勝手は、他の選択肢がありません。
先輩方に続き、どうやらぼくもジャングルモック中毒を患ったようです…