初の犬連れソロキャン! こんなはずじゃ…の連続?! ロゴス neos ツーリングドゥーブル・DUO-BJ レビュー続編
どうも、Ganyです。
下の子が小学校に進学して手もかからなくなり、上の子達は休日家にいることもすくなくなった。
毎週末のように何かしらいイベントがあるものの、貴重なオフ日到来でよいよ念願だった犬連れソロキャン(ソロなのか?)を決行するチャンス。
金曜日、仕事を早々に切り上げ、そそくさと準備を始める。
ファミキャンなら嫁氏のサポートもあるけど、ソロとなるとそうは行かない…せっせと一人で荷造りに励んだ。
目的地のキャンプ場はクルマで30分の近場、営業終了時間は17:30。
テントとメシと犬グッズさえあればなんとかなるのでテキトーにクルマに詰め込み時計を見ると16:30を過ぎていた。
今回の相棒はボーダーコリー。申し訳ないけどミニピンは家族とネコとお留守番。
いつもミニピンに遠慮するボーダーコリーに1人をゆっくり満喫させてあげたかったのと、初ソロキャンでいきなり2匹連れてくのは、ぼく自身も辛いものがあったので…。
途中スーパーで食材を調達し、急いで目的地に向かう。
17:00過ぎに無事目的地到着。
余裕で受付を済ますが、ペットエリアへ続く通路も17:30でゲートが閉まるとのことで急いで荷下ろしし、クルマをパーキングに移動。
意外に距離があり汗だくでサイトに戻り缶ビールをヤリながら設営開始。
ここは地面が凸凹で斜面も多く大型テントは厳しい。
しかも焚火禁止…(故に地元では不人気、炭でBBQは可)
まずファミリーで来ることはないけど、デイキャンなどでよく利用してたので、それは承知のうえデス。
幕はロゴスのツーリング ドゥーブルを持ってきた。
実はこのブログでトップアクセスを誇るのが、このツーリングドゥーブルのレビュー記事。
何を隠そう、そのレビュー記事の舞台がここだったw
今回は買っておいて1回も出番がなかったテントとお揃いのタープも張ってみた。
犬連れソロキャンを想定したギアだったので、まさにこれ以上ないほどのフィット感!
タープを張ることでプライベート空間も広がった気がして安心感アップ。
サイトの設営自体はそんなに時間は掛からなかったが、気温はそうでもないものの湿度は激高で滝のような汗が止まらない…。
350mlのビールを2本空けひと休み、既に相当疲れてますw
暇していたボダコを連れて広場で戯れた後、遅めの夕食の支度に取り掛かろうとした時だった。
「しまった、トングもハシも忘れたっ」
管理棟はとっくに店じまいしてるしアルコール血中濃度は大幅に規定を超えてるので買い出しにも行けない。
が、あわてずにあたりを見渡すと木の枝がどっさり落ちていた。
ファミキャンで培ったサバイバルスキルを活かし、小枝を拾ってナイフでブッシュクラフト。
むしろ今後ハシやらトングなどはいらないんじゃないか?
時間がないのは分かっていたので、コメはストックしていた冷凍ゴハンをチンして弁当箱に詰めて来た、あとは夕方になって値下げされた肉を焼くだけの超手抜きディナーを美味しく頂く。
ボダコにもお裾分け、彼にとっては普段より豪華なご馳走だw
3本目のビールを飲みながら至福の時を過ごしボダコを連れてあたりを散策。
川のすぐそばのキャンプ場なので、時折魚の跳ねる音や、釣り人がロッドを振る時の「ヒュッ」という風を切り音が聞こえる。
遠くを走るクルマの音すら心地良い。
平日なので人気もまばらなキャンプ場はひっそりと静まり返り、たまにご近所の若者グループの笑い声が聞こえて来る程度、完全に日も沈み優しい月明かりに照らせれて愛犬と眺める山や川。
最高じゃねーかwww
もはやスマホもなにもいらない贅沢な時間。
ボダコはいつも一緒のミニピンがいなくて寂しがるかと思いきや、ふつうにのんびりくつろいでるように見える。
思わずずっとこいつと2人きりでいいかな〜なんて考えてしまった。
翌朝ちょっとした仕事が入ってるので、後ろ髪を引かれつつも就寝準備。
1人+1匹で最強だったneos ツーリングドゥーブル・DUO-BJ
ツーリングドゥーブルはと言えば、前室が広目のつくりなので、1人と1匹分の荷物は余裕で前室内に収納できた。
これがこの幕最大の強みだと思う。
就寝直前にはカートとコンテナも前室に収容したので入口部がほぼ埋まるも出入りできないことはなく、なんなら裏口が使えるのも良くできてると思う。
気にしない方はいいがぼくは幕内に荷物を入れておきたい派、トイレや犬の散歩でサイトを離れる時とか、無防備すぎるのは無理なタイプ。
目隠しがあって、すぐにはアクションしづらい方が安心できる。
蚊取り線香を忘れたものの、スカートが飛来する虫の侵入を最小限に抑えてくれたのもありがたい。
やっと目的の用途で使えて、これで正解だったと思います。
収容人数2人を想定したデュオ仕様のインナーテントは中型犬とぼくで余裕の広さ。
ツーリング ドゥーブルは見事その期待に応えてくれました。
似たような幕でコールマンのツーリングドーム(/LX)も持っているけど、向こうはインナーテントが広いものの前室は狭く、土間スペースが必要なぼくの犬連れソロスタイルにはツーリングドゥーブルの方がジャストフィットだった。
今は商品名がTradcanvas ツーリングドゥーブル・DUO-BJになり、より大きく重くなるけど快適度もアップしたTradcanvas リビング・DUO-BAというモデルも販売されています。
ボダコは幕に入るなり即寝のスタイル、ぼくは読書でもしようかと楽しみにしていた本をバックから取り出しオッサン御用達ワンパック日本酒にストローを刺すも1ページも読まずに睡魔に襲われる。
もはやその辺の記憶は曖昧です。
翌朝4時過ぎに目を覚まし、ボダコも一緒に起床。
既に日も上っていて朝の支度を済ませ、朝の散歩に出かける。
戻るなり一服を挟んで朝食も摂らずにペットボトルのコーヒーを飲みながら撤収開始。
撤収中、何かがテントに落ちてきた。
黒い木の実?樹液?何かわからないけどベージュ色の箇所に落ちたドロっとした何かは拭いても若干シミになってしまったが気にしない。
が、売る時にマイナス査定は避けられない(泣)
まだゲートは開かないので荷物をコールマンのカートに積み込んでパーキングに向かい、無人の早朝チェックアウトを済ませ会社に戻る車内で2度寝するボダコ。
サクッと仕事を終わらせて9:30頃無事帰宅。
その後留守番していたミニピンと末っ子も連れて河原に遊びにいった。
夜は庭BBQをして嫁氏の負担を軽くしてあげた。
ぼくらが不在の間、ネコ姫が体調を崩したので、ひたすら抱っこも忘れない。
またソロキャンを楽しみたいなら、家族サービスは忘れてはいけないw
サイコーに楽しめた犬連れソロキャンデビュー戦だったが、大きな課題も残った。
それはとにかく荷物多すぎたこと。
ファミキャンで最大積載量目一杯に詰め込んでいくクセが抜けず、ソロにしては大荷物すぎた。
せめてカートひとつに抑えるよう断捨離が必要だなあ…。
まとめ
- ロゴス ツーリング ドゥーブルは犬連れソロキャンに向いていた
- ハシやトングはナイフがあればいらない
- ハシを作るならできるだけ真っすぐな枝を探す
- チェックイン時間とゲートの閉じる時間には余裕をもつと安心
- 虫は最悪無視するしかない
- 木から落ちてくる何かで幕が汚れるのが嫌なら木の下にテントは張らない
- 静かにキャンプを楽しみたいなら、平日に田舎の不便(不人気)なキャンプ場がいい
- 確かにベージュ系は汚れが目立つ
- 荷物は潔く断捨離して必要最小限にする
- 父不在で皆が羽を伸ばせるとしても、理不尽だが家族サービスは必須