シュラフ(寝袋)を新調! モンベル ダウンハガー650 #2 初秋レビュー
どうも、Ganyです。
先日のファミリーキャンプは、朝晩が冷え込み秋がすぐそこまで来ていることを実感。
我が家のシュラフはAmazonで買った激安品で統一してました。
というのも、まともなシュラフを人数分そろえられるほど裕福ではないので、一応シュラフ泊でキャンプ気分を味わえればいいかなレベルで揃えた安物ばかり。
そもそも寒ければ厚着して毛布やらなんやらで乗り切れる季節しかキャンプする予定がなかったんですが、すっかりみんな大好きファミリーイベントに昇格してしまい、実際毛布やら防寒着やら持ち出してみると思いの外嵩張ることが判明。
ただでさえ大量の荷物を断捨離してるのに、なぜか増えていくキャンプギア。
初心者キャンパーあるあるですなw
加えて子ども達はサイズアップして寝室は手狭になり、ミニピンが寒そうにしてたこともあって添い寝するために、いよいよぼくは寝室を追い出され別室で就寝する流れに。
前回のキャンプはトンネル2ルームハウスの前室部に小テントをインして、ぼくと犬達はそこで一夜を過ごしました。
おかげで、前室の荷物置きスペースがなくなり、テーブルやチェアなど殆どが屋外放置。
防犯上の不安も…。
ふと、「これ、わざわざ小テントをインしてる意味なくないか?」というコトに気付いてしまう。
結局最初からぼくと犬達用のテントを別に張るのと労力は大して変わらないので、今後は2棟張り計画を発動することにしました。
シュラフは大事!
ともかく2ルームテントの前室に設置した小テントは、フルメッシュだったこともあって予想以上の寒さ。
子ども達や嫁氏は寝室でぬくぬく快眠してるなか、ひとり+犬2匹とコットを置いて寝ましたが、寒い!
無理な体制で犬達と寄り添っても寒い…。
寒さと寝辛さで持病の腰痛が悪化したぼくは、今後この苦行を乗り越えなければなりません。
色々調べてたどり着いたのが、シュラフのアップグレードです!
安物シュラフでもホットカーペットや湯たんぽなどの暖房器具やら厚着、毛布など防寒対策てんこ盛りで寒さは凌げますが、これ以上荷物を増やしたくありません。
防寒性能が高くコンパクトなシュラフにすることで、ぼくひとりあたりの荷物の増加を抑える作戦にしました。
快適さを求めると重量やサイズが嵩張ります。
それを抑えるには、当然相応のコストが掛かり小型軽量高性能を求めれば価格はどんどん跳ね上がります。
とはいえ厳冬期の雪山と夏場の低地キャンプ場ではシュラフに必要な機能も違います。
シュラフやテントはキャンプ用と登山用ではスペックも価格も大きく違うのです。
Amazonなんかで激安ソロテントは¥5,000以下でも買えますが、登山用のそれは価格も約10倍ですw
登山は命が掛かってるので装備は高額でも携帯性や機能性を重視せざるを得ませんが、クルマをサイトに横付けできるキャンプだとそこまでこだわる必要はありません。(まあこだわるのも楽しみのひとつですがw)
我が家の場合は厳冬期の冬山に登るつもりはないですが、ぼくと犬が別荘暮らしになるので、最低限雪国での冬キャンに耐えれるよう、ある程度の保温性能は必須。
ぼくは単純に気に入ってるのと、お付き合いもあるので、モンベルで買えるものは極力モンベルで買うことにしていますが、モンベル製シュラフは評価も上々なので一択です。
モンベル製品から、極力オールシーズン使えそうで嵩張らないシュラフを物色。
モンベル ダウンハガー 650 #2 に決定
候補は中綿にダウンを採用したダウンハガーシリーズ。
FP(フィルパワー=ダウンのかさ高を表す単位)800か650で迷いましたが、現状登山するつもりもなくそこまで軽くなくてもいいし、荷物は増やしたくないものの今以上にならなければ安い方で良いので、ダウンハガー650が最有力候補。
基本は近場のキャンプ場利用で、雪山には上る予定もないので、番手(モンベルは#3、#2とか数値が下がる程寒冷地用)はこの辺りの冬の外気温に対応する#2(リミット温度-7℃)にロックオン。
ショップで実際に650と800の現物サイズを比べてみて、ぼく的には大差なかったので、より安いダウンハガー650 #2に決定しました。
モンベル ダウンハガー 650 #2 を使ってみて
ざっくりとしたスペックがこちら。
【素材】表地:30デニール・スーパーマルチ・ポリエステル・タフタ[撥水加工]
裏地:30デニール・スーパーマルチ・ポリエステル・タフタ
【重量】900g(928g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量。
【カラー】サンフラワー(SUF)
【収納サイズ】∅17×34cm(6.8L)
【コンフォート温度】-1℃
【リミット温度】-7℃
【エクストリーム温度】-25℃
【適応身長】183cmまで
【機能】R(右)ジッパーモデル(ジッパー長 170cm)※ジッパースライダーには生地の噛み込みを軽減するパーツを取り付けています/ジョイント可能モデルとジョイントできます/スーパースパイラルストレッチ™ システム
【付属品】ストリージバッグ
試しに庭にワンタッチテントを張り、一晩過ごしてみました。
当日深夜の最低気温は15℃程度なので、さすがに真冬のシミュレーションにはなりませんが、温かい季節に慣れた身体にはそれなりに寒いです。
就寝前の晩酌はマウンテンジャケットと防寒パンツで武装。
程よく酔いもまわってきたので、上着を脱ぎ棄て薄手のロンTとタイツでお待ちかねのシュラフインタイム!
マジ気持ちイイ!
肌に触れる生地の感触といい、羽毛のふんわり感といい、愛用していた2,000円のシュラフとはまるで別世界。
ダウンハガー650 #2のコンフォート温度(多くの人が快適に寝れる最低温度)は-1℃なので、この気温ではかなり余裕がありました。
と言っても暑すぎることもなく、快適そのもの。
ぼくの腰はコットと相性が悪いらしく、コット寝の朝はだいたい腰痛で起きれないので、今回はアルミシートとインフレーターマットを敷いてより温かく固めにセッティング。
もの凄い幸福感と睡魔に襲われ、一瞬で眠りにつきました。
翌朝、付き合わされたボダコの顔面なめまわし攻撃で目覚めるまで爆睡できたのは言うまでもありません。
この気温なら快適なので、もう少し冷えても重ね着で対応できそう。
シュラフの問題(寒さ対策)は、これで一旦解決です。
次は腰を痛めない寝床づくりにチャレンジだw
追記1冬季:後日厳冬期にニワンピングで使用、幕内温度0度でしたが、この程度なら多少の厚着(下着+スウェット上下)で快適な睡眠を得ることができました!
さすがにコンフォート温度を下回れば厳しくなると思いますが、これ以上寒い環境でキャンプする予定はないので必要十分でした。
現地の最低温度がコンフォート温度を上回るシュラフを選ぶのがいいようですね。
重要:女子にはもうひとつ上の番手(同じダウンハガー650でいえば、#1)をオススメします。
多少嵩張っても温かさを優先するなら#2では物足りないと思います。
追記2夏季:不要でした。がんがん汗をかくので、勿体なくて使えないのが本音です。
ただし夏季とはいえ、真夏以外だと高所では朝晩はそれなりに冷えるので、25℃が個人的な目安かな。
最低気温の予報が25℃を下回るようなら持っていく感じです。
まあ真夏の1~2カ月は不要なので、ぼく程度の軟弱キャンパーならダウンハガー650 #2は実質オールシーズン対応シュラフに認定です。